キャリア形成

Part3:就職活動編 情熱を持って生涯捧げられる仕事とは

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就活の軸はどういったところだったんでしょう?

就活活動する際は3つの事を考えました。1つは2030年に世界がどういう社会になっているかということを考えました。テクノロジーの進歩が指数関数的に加速する中、産業や企業の寿命がテクノロジーの進歩と反比例して短くなっています。だから今、成長産業であっても数年後には衰退産業となっている可能性があります。なので、2030年でも戦える仕事に従事したかったです。2030年までの大きな変化でいうとぼんやりと人工知能やロボットの登場を考えていました。

ソフトバンクの孫正義社長の推定によると、人間のIQが100に対して、人工知能のIQは10000。細胞数では2018年に人間と同等となり、2045年には100万倍になると予想されております。

※(1)ソフトバンクアカデミア特別講義「Singularity~情報革命が導く世界~」より引用

※(2)ソフトバンクアカデミア特別講義「Singularity~情報革命が導く世界~」より引用

人工知能やロボットの登場を考えた時に、人間が従事している仕事のほとんどが奪われるであろうと考えました

機械で代替できないことを仕事に

だから、自分が就く職業は人工知能やロボットでは代替が困難な仕事が良いと考えました。言語化できてしまう情報ですとデータ化されてしまって、それこそ人工知能が学習できてしまう。非言語データかつ人間の第六感が必要とされる人にしかできない介在価値をスキルとして求められる、人脈・権威・信頼など人に紐づく資産が必要される仕事が良いと思いました。上記のスキルと資産はアナログな要素が強く、おそらく機械に代替できないと思います。代替が難しい理由の詳細は在学中にインターンさせて頂いた会社のブログに書かせて頂きました。

人材紹介業の動向、大手・中小人材紹介会社の今後とは ~過去-現在-未来から分析~

転職エージェントは人工知能(AI)に代替されてしまうのか?

IT業界に携わっていて感じたことは新しい技術によって、自分が培ってきたキャリアや経験、資産が淘汰されていく怖さです。大学時代はインターネットマーケティングが1番得意でしたが、人工知能に淘汰される可能性が高かったので、就職の選択肢から外しました。最新のテクノロジーに淘汰されない、機械によって代替しづらい業界に就職しよう、働こうというのが1個目の軸になりました。

就職活動にあたって、2つ目の軸はなんですか?

2つ目で言うと、従事する仕事に情熱を持てるか、一生やっていける覚悟を持てるかどうかです。様々な業界や職種を経験し、転職するのではなくて、同じ業界や職種で一生やっていくのが一番良いと僕は思っていました。キャリアを刻んでしまうと、 スペシャリストではなくなり没個性化してしまう。覚悟を持って、一生やっていく仕事を選ぶ必要があると感じました。一生やっていくには自分が心から欲している感情を得られるような仕事ではないと続かない。人が潜在能力を発揮できるのは本当にやりたいことをやっている時だと考えてました。自分のありたい姿、ワクワクする瞬間、喜ぶ瞬間ってなんだろうと考えた時に人に寄り添い、成功した時に喜びを共有することだと行き着きました。自らのプレゼンスが上がる、お金を得るという自分の利益になるような利己的な喜びを見出すのではなくて、自分が誰かに貢献できた瞬間、喜びをともにできる他人の利益になるような利他的な喜びを得たいと想いました。

3つ目の軸はどうでしょうか?

3つ目は、スペシャリストとして、働くことができるような仕事を考えました。子供の頃に両親が別居して、父親からの一切の生活費を止められた事がありました。経済的に独立していない恐怖というものを身に沁みて感じました。だから、専門性を持ったスペシャリストとしてのキャリアの歩み方ができる仕事は何かと考えました。

3つの軸を踏まえて考えた結果、どんな仕事があっていると考えましたか?

様々な業界・職種を俯瞰する上で、人事・採用領域(特に人材紹介)は自分の望んでいる仕事に近そうだと考えました。人工知能に代替されない仕事として、人事・採用領域は500職種のうち上位28位との結果が出ております。私の得意分野はインターネットマーケティングであり、コミュニケーションを求められる仕事はどちらかと言うと苦手です。人工知能に淘汰されるリスクを背負いながら自分の得意分野を伸ばすという選択肢もあったと思います。それでも私は、自分の原始的欲求を実現する為に、現状自分の弱みの部分を必要とする業務にあえてチャレンジしようと考えました。

人事・採用領域の中で、更に人材紹介業を選んだのは就職活動の3軸に加え、社会から必要とされている仕事だと思ったからです。マクロな視点で見れば、優秀な人材を衰退産業から成長産業へと配置転換し、日本経済の活性化を図り、ミクロな視点で見れば、経営の根幹を為す人材という最も重要な経営資源を企業に紹介することができ、飛躍の舞台を求める人材に対し、人生の大半の時間を費やすであろう仕事に対し次の活躍の舞台の紹介ができる。

なぜ、JACRecruitmentなのか?

人材紹介業の中で、ジェイエイシーリクルートメントを選んだのは「人による介在価値」を大切にしていたからです。人材紹介業上位1,2位であるリクルートキャリア、インテリジェンス両社は、マスマーケティングを行って人を大量に集め、デジタルでマッチングの精度を上げていく方法を目指していました。一方で、ジェイエイシーリクルートメントはそうではなく、人による介在意義を大切にしています。あくまで人と企業のニーズを踏まえ、お互いの顔が見えるアナログな形で、一対一での最適なマッチングを目指しています。ターゲット層も異なっており、両者が若手の層を中心に支援しているのに対して、ジェイエイシーリクルートメントは年収の高いポジションで、企業経営に影響力のある人材を支援をしておりました。

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※(1)(2)

ソフトバンクアカデミア特別講義「Singularity~情報革命が導く世界~」より引用

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